心理カウンセラーの風湖です。




 最近では、東京オリンピックなどの影響で、日本の古典的文化、祭り、歌舞伎、芸能、武道などが世界中に向けて発信されていますね。




 それを見ているだけで、なぜかとてもホッとしますし、なんだかウキウキしてきます。

 やはり日本人として、馴染みのある文化を再発見することは、私達の気持ちを前向きにさせます。




 日本の芸道である、たとえば武道、茶道、華道、剣道、合気道など、日本の文化にあらためて触れたりすることで、統合失調症やうつ病が治ったという例も出ています。




 アメリカで末期がんの患者に行われている治療のひとつに、「大笑い療法」というものがあるのだそうです。

 決められた時刻に病院へ行くと、笑いの専門家が待っていて、患者はその笑いの専門家と世間話をしながら心の底から大笑いをして、楽しく過ごすのです。




 「カラオケ」や、「お笑いライブ」など、とにかく患者に大声を出して楽しく過ごすことにより、がんの進行が止まり、人によっては治り始めるのかもしれません。




 「ヒーリング」は、「癒す」という意味ですが、根源的に体を治す方法は、ウキウキワクワクして、心から楽しむという「自己治癒力」に勝るものはないのかもしれません。




 慣れ親しんだ文化を自然に受け取り、全身で感じることにより、身体にも心にもものすごい効果をもたらす文化遺産を先人から受け取って、囲まれていることに、あらためて感謝したいですね。