心理カウンセラーの風湖です。




 昔、ある僧侶の話を聞いたことがあります。

 その僧侶の話では、今「縁のある人」とは、必ずどこかの人生で一緒に生きたことがある人なのだそうです。




 「親子は今生だけの付き合い、夫婦は二世の付き合い、上司と部下は三世の付き合い、師匠と弟子の付き合いは七世に及ぶ」のだとか。




 親子といえば、私は2人の子供を持っています。

 子供達は神様からの預かり物だと思っていますから、私にとってとてもありがたい存在だと思っています。

 たまたま私に育てることをお願いされただけ。

 いずれは社会に返さなくてはなりません。




 かぐや姫のようなもので、「もしかしたら私よりもずっと位が高いのかもしれない」と尊敬しつつ、お付き合いさせていただいています。




 それは、甘やかすということとは違います。

 子供は親の所有物ではないし、親の思い通りになるものでもないということです。




 持って生まれたものをちゃんと生かして社会のためになるように世話をして、見守り、送り出すことこそ親の義務であり、親の役割なのだと思っています。




 自分が今まで出会った人、これから出会う人。

 みんな、出会うべくして出会った人達だと思うと、それが良いとか悪いとかは別として、私の人生で出会うことを約束された人なのですから、毎日、興味深く観察していきたいと思います。