心理カウンセラーの風湖です。




 「人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには、走り続けなければならない。」

 これは、アインシュタイン博士の言葉です。




 人は、悩み苦しみます。

 そして、あなたが今どんなに深い悩みに打ちひしがれていても、そうしている間にもあなたの心臓の鼓動はその活動をやめません。




 むしろ、身体の細胞のひとつひとつは常にあなたを生かそう、生かそうとして頑張っていますから、その働きをやめることはないのです。




 だからといって、あなたの生き方を無理矢理変えようとする必要はありません。

 あなたの身体と心とともに、あなたはあなたとして、そのままで生きていけば良いのです。




 あなたが悩み、苦しむ物事の中には、必ずあなた自身が「変えられないもの」の存在があります。

 それは、「起きてしまった過去の出来事」です。

 また、「他人を変えること」もできません。

 大切なのは、「変えられないものを認めて受け入れる」姿勢です。




 「まぁいいか。なんとかなるでしょう。」

 と、言葉にして、自分でその思いを終わらせて断ち切りましょう。

 そうすると、その言葉によって脳は「終わったこと」と判断し、自然と忘れていくのです。




 たとえあなたが今孤独だったとしても、あなたの命はあなたを決して裏切りません。




 かつて、スティーブ・ジョブズは言いました。

 「もしも今日が人生の最後の日だとしたら、今日やる予定のことを、本当にやりたいだろうか?」と。




 朝起きた時、それは、あなたが生まれ変わって新しい一歩を踏み出すときです。

 それは必ず良い方向へ向かう一歩になるはずなのです。