心理カウンセラーの風湖です。




 私達は、仕事などでなにか上手くいかないことがあると、ガクンと落ち込んでしまいます。

 すると、つらい、悲しい、苦しい、悔しいと言い続け、どんどん気力、体力、精神力、集中力が奪われてしまいます。




 しかし、「仕事に失敗はつきものだ。」という言葉に、嘘や偽りはありません。

 どんなに仕事がうまくいっているように見える人でも、わからないだけでちょくちょく失敗はしているものです。




 失敗を成功に繋げるためには、まずはその失敗を受け入れて、そこから教訓を得ようとしなければ、次のステップに行くことはできません。

 



 もう一つは、「できないことばかりを挙げないで、できることを考える事。」です。

 考えてみたら、「できること」のほうが圧倒的に多いのに、人は、「できないこと」にばかり注目をしてしまいがちなのです。




 たとえば足に怪我をしてしばらく歩けなくなったとしても、少し生活は不便になりますが、本を読んだり食事をしたり、その時間を利用して誰かに手紙を書いたりすることもできます。




 「できない」ということのひとつを気にしているのではなく、その間に「できること」を強化していこうと考えれば、今までよりも早く心がリセットできます。




 そこから先の展開は、まさに「神のみぞ知る」という言葉どおり誰にもわからないのですから、焦らず笑って今を楽しみましょう。




 楽天的に生きることは、心や身体からの願いでもあるみたいですよ。