心理カウンセラーの風湖です。
恋愛関係や夫婦関係で大切なことは、いつでも相手を「褒める」ことです。
妻はいつも夫に褒められたいと思い、夫も妻に褒められたいと思っているはずです。
結婚してからどれだけ時が流れても、たとえば妻は「料理が上手い」と言われれば、嬉しくなっていつも美味しい料理を作ろうとしますし、夫も「日曜大工がプロ級ね」と言われれば、嬉しくなってもっと作ろうとします。
恋愛や結婚の本質は、「相手が好き」「この人とずっと一緒にいたい」という気持ちです。
しかし、そこにはまず、「この人から褒められたい」という気持ちの方が先であるということに気づけば、結婚生活ではなにが1番必要か、なにを続けていけば良いのかが分かります。
相手のことを「好き」とか、「愛してる」と言い続けることもとても大切ですが、日本人の夫婦はあまり習慣になっていないのかもしれません。
しかし、「褒められること」は、さまざま意味で人を動かすエネルギーになるのです。
そして、相手から「この人に褒められたい」と思ってもらえるような存在に、自分がなることも大切なのです。
どんな人でも、「自分は、常に褒められたいのだ」ということがわかると、相手を見る目も変わって来ます。
人間関係は、「人を褒める」ということと同時に、「この人に褒められたい」という人になれるかどうか、ということも大きく関わってくるような気がします。