心理カウンセラーの風湖です。




 他人からいつまでも若く見られたいと望むようになったのは、いつ頃からだったでしょうか。

 人によって実年齢よりも上に見える人もいれば、それより下に見える人もいますよね。




 もちろん、肉体的にも個人差はあります。

 しかし、人を老化させるのは、脳の中に「老化物質」が存在するということも知っておかなくてはなりません。




 ある説では、「眉間にシワを寄せると、眉間の下を通っている神経が刺激され、それが老化物質を分泌する脳細胞に繋がっているので、老化するのが早まる」と言われています。




 つまり、眉間にシワを寄せた途端に、老化物質がどっと出て、老化していくというのです。




 その他にも、眉間には第3の目があると言われています。

 私達が持っている2つの目は、「自分が見たいものだけを、見たいように見る目」であり、第3の目は、「真実が見える目」なのです。




 ですから、嫌なことを言われたりされたりしたとき、それにいちいち反応していつも眉間にシワを寄せていると、その第3の目がいつもつぶっていることになりますから、偏見や思い込みが激しくなり、いつもネガティブな考え方になってしまうのです。




 そして、相手はなにも変わらないのに、自分だけが老化していくということになります。

 よく考えると、バカバカしい話ですよね。




 ですから、そういうときは、なんでも嫌なふうに反応せず、老化物質の分泌を止めるために、笑顔を作ることにしましょう。




 「美しく歳をとる」というのは、そういうことを習慣にすることなのかもしれませんね。