心理カウンセラーの風湖です。




 自分の体は自分のものです。

 私達は、自分が考えたように行動し、自分の思い通りに体を動かすことができます。




 しかし、そんな自分の体は、当たり前のようですが自分の意思に関係なく心臓は勝手に動いているし、暑いと汗をかき、寒いと鳥肌がたち、血液が流れます。

 病気が見つかるときも、多くの場合、自分では気がつきません。

 



 気持ちの面でも同じようなことが言えます。

 たとえば、いつまでも若くありたいと思ってもいつのまにかシワができて、シミができて、皮膚がたるみます。

 いくら頑張っても体は老化していくし、もちろん死ぬときも自分では予想すらできません。




 つまり、自分で命令を下さなくても、それを望まなくても勝手に体をコントロールしている、「なにか」が存在し、私達は生きているのです。




 これはもしかしたら、自分では思うようにならない、「感知能力」や、「分析能力」、「予知能力」なども体の中に存在するのかもしれません。




 そしてさらにこの能力には、正確な時計が組み込まれていて、私達は無意識のうちにまったく予想もつかないスケジュール通りの未来へ向かって歩いているのだとしたら…。




 「明日は7時までには起きないと」と思いながら寝ると、目覚まし時計をかけ忘れていてもその時間に起きることができるのも、特別な能力のおかげなのでしょうか?




 私達の心と体は、本当に不思議です。

 もっともっと面白い能力がまだまだたくさん潜んでいるのかもしれない自分の身体を大切にして、未来の自分の可能性を信じて生きていきましょう。