心理カウンセラーの風湖です。
人間は、いくつかのエネルギーに守られて生きています。
太陽や月からのエネルギーは、地球上の生物にとって生きる上でももっとも重要なエネルギーです。
そして、自然の中から私達を包み込んでくれるたくさんの大切なエネルギーがあります。
そのひとつが、「水」のエネルギーです。
生物が生き続けるためには、たっぷりとした体の中の水分はもちろん、外からの水の力がなければ生きてはいけません。
特に人間は、体力はもちろん、「気を遣う」動物です。
水は、人が気を遣ってぐったりと疲れたとき、それを充電して元気を取り戻すためのエネルギーでもあるのです。
たとえば海水や温泉に入ると、どんどん気力が充電されて元気になるような気がしませんか?
お湯に足をつけただけでも、体中のストレスがスーッと抜けていくような感じがします。
淡水の場合は、流れている方がパワーが強く、早瀬や急流、滝というようにパワーどんどんは強くなります。
滝に打たれるという修行方法は、人間の気の疲れを一気に充電させる、驚くべき発見なのではないかと思うのです。
嫌なことがあったときには、流水で手を洗うと心が落ち着くとか、夜、お風呂に入ると1日の疲れが癒されるとかいわれるのも、水が持つパワーのひとつなのかもしれません。
日本は、欧米に比べて川の水が清らかです。
キレイな水のそばに住んでいる人達は、病気をしにくいと言われています。
涙を流した後に気分がスッキリするのも、水分のパワーなのかもしれませんね。
水は、精神的な癒しでもあるのです。
私達のマインドもリセットするためにも必要不可欠なものなのですね。
誰かに傷つけられたり心が疲れたときには、海を眺めに出かけると、不思議に新しいスタートがきれるような気がします。
つまり水は、体の中にとりいれるエネルギーのほかに、心の癒しのためにもなくてはならない大事なアイテムです。
海や川のそばに行くだけでなんとなく心が落ち着くのは、水という地球からのプレゼントの大きな力だと言えるのではないでしょうか。