心理カウンセラーの風湖です。
人間の脳細胞は、120個ほどあるそうです。
ところが、死ぬまでに使うのは、普通の人で15%、優秀と言われる人で25%、アインシュタインのような天才でも40%ほどなのでそうです。
つまり、私達のような普通の人の場合は、もてる能力の85%は未使用のまま、一生を終えることになるのです。
その85%の中に、どんな能力が眠っているのかはわかっていません。
もしかすると、人間は宙を浮くのかもしれませんし、念力で火を起こすことも出来るのかもしれません。
自分の個性や能力として表に出ているのが「顕在能力」、表に出ている意識が「顕在意識」といいます。
表に出ていない能力は「潜在能力」、表に出ていない意識は「潜在意識」といいます。
ただひとつ理解して欲しいのは、天才と呼ばれている人も、脳の仕組みに差があるのではなく、特に「選ばれた人」ではないということです。
たとえば運動神経とか、音感とか、絵が上手いとか、記憶力とか、数字や計算が早いとか…。
それらは、その人が特別な人なのではなく、「それが大好き」だということに、早く気がついただけなのです。
好きならトイレでも電車の中でもそれについて考えるし、もっともっと自分を追い込められるし、楽しんで闘っていけます。
「好き」には、さまざまな種類があります。
人と会うのが好き、コミュニケーションが好き、人を思いやるのが好き、感動させるのが好きなど、これらの「好き」を持っているのなら、それだけを突き詰めれば、私達は天才になれるのかもしれません。
「大好き」は、才能です。
それに気がつくことができたとき、その気持ちは、天才になって大きく羽ばたくための、素晴らしいエネルギーになるのです。