心理カウンセラーの風湖です。
人の死は、いつかやってきます。
それは、どんな人でも避けることはできません。
しかし、突発事故で、昨日まで仲良く笑顔で暮らしていた人が突然、亡くなるということもあります。
そういう現象が起きると、みなさんは大きなショックを受けることでしょう。
たとえば事故で家族が亡くなったというニュース番組の報道を見るだけで、残された家族がかわいそうになり、ついネガティブな気持ちになってしまいます。
すると当然、「なぜ罪のない人が死ななくではならなかったのでしょう。」とか、「あんなに若く死ぬなんて、神様は残酷だ。」という風に心の中で感じてしまいます。
そんな時、私はいつも思います。
もしも神様がいるなら、「今、目の前にいる人は、もしかすると明日には会えないかもしれない」ということを教えてくれているのかもしれない。と。
つまり、あなたの大切な人に対して、「次に会った時に言えばいいか。」とか、「また次に楽しい時間を過ごせたらいい。」と思うのではなく、今楽しく過ごすこと、今言いたいことを言うことの大切ささをわからせてくれているのかもしれません。
おじいちゃんやおばあちゃんが死んだとき、「おばあちゃんがあそこに行きたいと願っていたのに、連れていくことが出来なかった。」と後悔したことを思い出すと、辛いですよね。
亡くなった人を悔やんで惜しんで辛い思いをするのではなく、今、出来ることをやりきるという思いで1日をすごし、あなたの目の前にいる人をいつも最大限優しくしてあげてくださいね。