心理カウンセラーの風湖です。




 「今の世の中は大変なことばかり。この先どうなることやら…。考えるだけで気持ちは暗くなり、笑うことも最近はあまり無いです。」

 そう言ってうつむき、不安な言葉ばかりを言っている人がいます。




 しかし、それは逆だと思います。

 今起こっている現象に一喜一憂するよりも、目の前の出来事に感謝して、喜んだり、面白がったり、楽しんだりして笑顔で暮らしていると、神様はもっとあなたに喜んでもらおうと、さらに笑顔になるような出来事を起こしてくれるみたいなのです。




 私は仕事柄たくさんの人達を見てきましたが、暗い顔をして今起こっていることに対して愚痴や不満の多い人ほど、辛いことや、悲しいことが次々と襲ってくるような気がします。




 本人は、「自分の目の前に辛く苦しいことが起こっているのだから愚痴を言いたくなるのは当然だ」と主張したいのだと思いますが、実際はその逆で、愚痴や泣き言ばかりを言っているからそのような現象を呼んでしまうのです。




 正しく言うと、不安や愚痴を口にすればするほど私達の思考はネガティブな方向に焦点が向いてしまうので、気持ちも晴れず、感謝することも笑顔になることもすっかり忘れてしまうのです。




 やはり今日からは「愚痴を言うのはやめよう」と決意し、実践してみてください。

 すると面白いことに、ネガティブな言葉を言うのをやめた途端に現象が一変し、笑顔になることが起こり始めるのです。




 辛い、苦しいと不平不満ばかりを言っている人には、神様は一切味方をしません。

 笑顔が笑顔を連れてきます。




 そういう余裕をぜひ、心に留めてみてくださいね。