心理カウンセラーの風湖です。
あなたは、自分のことが好きですか?
「好き」とは、自分のことをそのまま「受け入れる」ということです。
誰の目線も気にすることなく、人生を楽にするためには、まず自分のことを受け入れることから始めなくてはいけません。
自分を受け入れていない人は、自分のことをどこかで否定している人、許せないところがある人なのです。
ありのままの自分を愛することができず、「ここは好きだけど、ここは嫌い」とか、「こういうことをいつもしてしまう、だから許せない」と、いつも自らを批判したり論評したりしているのです。
自分のことをそのように考える人は、家族を含め自分の目の前にいる人に対しても同じように厳しい目で見てしまうために、他人を100%受け入れることができない、つまり「好き」になることができないのです。
一方で、自分のことを好きな人は、良いところも未熟なところもすべて含めて自分を認めています。
ですから、心がいつも満たされているのです。
そんな人になることができたら、他人がなにをしていても、他人に自分をどう評価されても気になりません。
自分の周りで起きるさまざまな出来事にも、あまり反応しませんから、生きることに対してもとても楽なのです。
「私は自分が大好き!」
と、思えた瞬間から心がとても暖かくなり、幸せな気持ちになって、ふとした瞬間に思わず笑みが溢れます。
自分のことを好きな人は、他人のことも好きです。
しかし、自分のことを嫌いな人は、他人のことも嫌いになってしまうのです。
「こうならなければ、自分を受け入れられない」という思いをなくして、ありのままの自分をみつめてみると、面白いことに、生きることでさえもとても楽になって行くのです。