心理カウンセラーの風湖です。
ある研究結果によると、人は、緑豊かな環境で生活をしていると、ストレスや不安を感じにくくなるのだそうです。
「森林浴」という言葉があるとおり、ただ森の中を歩くだけでも血圧が安定し、ストレスレベルが下がっていくらしいのです。
天気の良い日に屋外で過ごすと、日光を浴びますので、体内では健康には欠かせないビタミンDが生成され、肌の色が健康的になり、日常の行動にも良い結果が生まれます。
さらに、新鮮な空気を吸うことで、さまざまな免疫力も自然につくのです。
すると徐々に幸福感も高まり、気持ちが穏やかになり、心が安定します。
樹齢数百年の大樹や、ゆったりとした流れの川のそばにいると、心が洗われて、スッキリとした気持ちになりますよね。
流れる雲や、足元で咲く草花、空を飛ぶ鳥の鳴き声までも自分に語りかけてくれているような気がしてきます。
私は将来、穏やかな自然の中で、人工の光に邪魔をされない、夜空に浮かぶ煌びやかな星を眺められる場所でカウンセリングやコーチングができたら嬉しいなと思います。
そんな景色の中で心を癒し、ストレスや落ち込んだ気分から自分を回復させるためには、自分という存在が、雄大な自然に守られているのだと感じることが最適なのではないかと思うのです。
都会の喧騒を離れて、たまには空気が美味しく緑豊かな場所で休暇を過ごしてみるのも、傷ついた心を癒し、そんなストレス軽減のためにはとても良い方法なのではないかと思います。