心理カウンセラーの風湖です。




 「私達の最大の弱点は、すぐにあきらめてしまうことだ。成功を引き寄せるために必要なのは、あと1回挑戦することなのに。」




 これは、トーマス・エジソンの言葉です。




 人間は、難しいと判断すると簡単にあきらめてしまいます。

 1回でも反対されたり、失敗したり、ショックを受けたりすると、それだけでやめてしまう人はとても多いのです。




 「転職したいのだけれど、学歴がないから。」

 「モデルになりたい。でも、容姿が…。」

 「家が貧乏だから、大学には進学できない。」

 「やっぱり自分には才能がない。」



 なにかを成功させたいのなら、簡単にあきらめてはいけません。

 あとどのくらい続ければ目標が達成されるのかは、自分ではなかなかわからないものなのです。




 ですから、自分の判断で「限界」を感じてやめてしまうのは、とてももったいないことなのではないかと思うのです。




 目標を達成する秘訣は、他人がそこでやめてしまうような場面でも、少しずつでもいいからとにかく続けてみることなのではないかと思います。





 それでもどうしてもやめたいことならば、それは本当に成し遂げたいことではなかったのかもしれません。




 あと一歩、乗り換えなければならない時には、どこからともなく失望感や精神的な苦痛、「逃げたい」という強い欲求、自己否定感などの感情が襲ってくることがあるそうです。




 実はこれは、定期的にやって来るのです。

 それに加えて、そこに他人から聞こえて来る「悪魔の囁き」もあなたを惑わせるでしょう。




 「もう、じゅうぶん頑張ったじゃない。」

 「なぜそんなに頑張るの?」

 「そんなに苦しいならやめれば?」

 「そんなにやっても無駄ですよ。」




 そんな外野の声に惑わされて、夢の達成をあきらめないようにしましょうね。