心理カウンセラーの風湖です。




 あなたの周りの人の中に、アドバイスが好きな人はいますか?

 そしてあなたは、その人の言葉に容易に流されてはいませんか?




 それはあなたの家族かもしれないし、古くからの友人なのかもしれません。

 もしかしてそれが、お世話になっている上司の言葉だったとしたら、やはりドキッとしてしまいますね。




 「こうするべきだ。」

 「こうしてはいけない。」

 「そんなバカなことをするもんじゃない。」

 「うまくいかないに違いない。」




 もちろん、そのようなアドバイスのほうが理にかなっていて、従う方が上手くいくこともあるかもしれません。




 しかし、そのアドバイスは、あなたのことを考えた上で言ってくれた言葉だというよりも、アドバイスをしている本人の成功体験や、あなたへの願望が大半を占めている言葉に過ぎません。




 本当にあなたが「自分自信の気持ちに正直に生きたい」と決意したのであれば、周りの人の中の誰かを失望させてしまうこともあるのだということを理解したほうがいいと思います。




 もちろん、社会的なルールは守らなくてはいけませんが、そうしていても世の中には、あなたが何をしてもあなたのことを応援してくれない人はいるものなのです。




 残念なのですが、そのような人とは、出来るだけ関わらないようにするのが一番良い方法です。

 そして、そのような人には自分の計画や夢についてはあまり語らないほうが良いと思います。




 相手のアドバイスに従うことが出来ずにその人をガッカリさせてしまうことに罪悪感を抱くよりも、自分の信念を貫き、自分の人生を楽しむように、今からでも静かに心を整えて生活するようにしましょう。