心理カウンセラーの風湖です。
今日、あなたは誰かに「ありがとう」と言いましたか?
自分の「今」を細かく分析すれば、周りの人達やものに対して感謝するべきものはたくさんあることに気づくと思います。
困っていた時に手を貸してくれた人や、食事を作ってくれた人、自分が会社を休んだ時に、フォローしてくれた人、買い物をした時に袋に詰めてくれた人、荷物を届けてくれた人…。
私達は、誰かに何かをしてもらうのが当然だと思ってしまいます。
それが家族であればなおさらです。
してくれて当然だと思うと、感謝の言葉どころか不平まで出てくる時もあるのではないでしょうか。
たとえそれがその人の仕事だったとしても、何かをしてもらったということは、あなたを大切に思ってくれたことの証なのです。
「そんなものなんじゃないの?」
と、いうことを疑う癖をつけましょう。
「そんな風に感謝を伝えることを、親から教えてもらわなかった。」
と、育った環境のせいにしてはいけません。
周りの人へのありがとうの気持ちを伝えることを、大事な習慣として忘れないようにしましょう。
後で何かの時にまとめて伝えればいいと思っていませんか?
もちろん、それもとても素晴らしいことなのですが、普段から感謝の気持ちを伝える習慣がつけば、あなたが本当に困ったときには、周りの人達は、すぐに味方になってくれます。
意外なタイミングで、相手の普段の行動をよく見たうえで、心からの感謝の気持ちを伝えると、その効果はとても大きなものになるのです。
そして、そんな自分のことを、相手の心に投影し、あなたも嬉しくなります。
そして、「ありがとう」という度に、あなたは自分のことが大好きになるのです。
あなたの感謝の心は連鎖していきます。
それがやがて、社会全体に広がっていくために、自分からはじめていきましょう。