心理カウンセラーの風湖です。




 「20歳の頃は、他人の目が気になる。

  40歳になると、他人の目など気にならなくなる。

  60歳になると、そもそも自分のことなど誰もまったく気にしていなかったと気付く。」

 

 アン・ランダーズ(アメリカのジャーナリスト)




 先日、あるテレビ番組で、「夢を追いかけることに年齢的なタイムリミットはあるか。」という話題で盛り上がっていました。




 私は、どんなに年齢を重ねていても、新しい夢や目標を追いかけることに遅すぎることは一切無いと思っています。




 なぜなら、歳を重ねることの素晴らしいところのひとつは、若い頃に背負っていた責任や、他人の期待から解放され、自由になれることだと考えるからです。




 日本の一般的な会社には、「定年制度」がありますから、人は50歳を過ぎると「なにかを始めるのには遅すぎるのではないか。」と思ってしまいますよね。




 自分が本当にやりたかったことを妨げているものはなにかを考えることは、とても素晴らしいことです。

 そして、もう他人の期待に応えなくてもいい時がやってくると気づくことで、私達の心は自由になれるのです。




 人生は、親や他人の価値観に合わせて窮屈に生きることが終わった後も、まだまだ時間はたっぷりあります。

 そして、まだまだ体力的にも健康的にも余裕が感じられるということは、なにか新しいことを始めるチャンスの時だとも言えます。




 そして、自分のやりたいことを正当化する理由など必要ありません。

 人に笑われることも、気にしなくてもいいのです。

 もちろん、家族以外の誰かの許可もいりません。




 子育ても仕事も、ひと段落してから自分のやりたいことを始めようとしている自分に、誇りを持って生きていきましょうね。