心理カウンセラーの風湖です。



 相手を褒めるつもりで言ったことが、逆に相手の怒りを買ってしまった。という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。




 「最近、仕事が早くなったね。」

 と、言ったら、

 「前は遅いと思っていたのかな?」

 と、誤解されたり、

 「なんだか綺麗になったね。」

 と言ったら、

 「昔は綺麗ではなかったと言いたいのかしら?」

 と思われてしまったり。




 人は、その時の心の状態によって、同じ言葉でも受け取り方が変わってしまうものなのです。




 相手の怒りを買ってしまった時は、ムダに言い訳をすると余計にややこしくなってしまいますから、実はそっとしておいた方が良いのです。




 しかし反対に、いつもは聞き流しているのに、あなたが相手の言葉が気になり、その言葉の裏を読みはじめていたら要注意です。

 なぜならそれは、心が疲れている証拠かもしれないからです。




 心が疲れていると、何もかも前向きに考えられなくなってしまいますから、どんな言葉でもネガティブに解釈してしまいます。




 そして、その度に自分の嫌いな部分を見られているような気がして、ますます視野が狭くなってしまいます。




 しかし実際には、周りの人はそれほどあなたのことをネガティブには思っていないのではないでしょうか。

 その相手が親やパートナーでない限り、そこまで深く気にしていないということが現状だと思います。




 ですから、必要以上に落ち込まないために、人の言葉の裏を読むのはやめましょう。




 「そんなに気にしてくれて、嬉しいな。」

 「自分は、頑張っていると、認めてくれているのかなぁ。」

 と、考えた方が、よっぽど良い影響を自分に与えてくれるのではないでしょうか。




 そのように自分を大切にするからこそ、周りの人にも大切にしてもらえるようになります。




 そして、自分にも相手を大切にする気持ちが生まれますから、人間関係もますます良くなっていくのだと思います。