心理カウンセラーの風湖です。




 私は、人、旅、本が好きです。

 その中でも旅をすることは、人生をとても豊かにしてくれますから、特別です。




 日常から離れて異文化の空気に触れることは、新鮮な驚きの連続です。

 知らない駅で電車を降りて歩くのことも、旅のひとつでワクワクします。




 慣れ親しんだ環境から離れ、自分で見て、耳で聞いて、肌で感じることこそ、いつか自分自身のアイディアの種、つまり宝物になるのではないかと思うのです。

 



 見知らぬ土地に行けば、まっさらな目で物事を見ることができます。

 外国を旅すると、現地の人々の暮らしや価値観、問題点などを肌で感じることができます。




 旅は、お金で買えるものの中で一番、全身を美しくしてくれるような気がします。

 良くも悪くも旅の経験は、やがて血となり肉となるのです。




 貧しい国を旅したとき、いかに自分が幸運で恵まれているかを実感しました。

 そして、中東を旅すれば、その地域の紛争や難民問題についての見方が変わるでしょう。




 しかしそこには、そこに住んでいる人にしかわからない自然の素晴らしさや、価値観の違う楽しさが溢れているのです。




 私達の日常においても、違う見方ができるようになるという意味では、新しいこと、もの、人に出会うことも人生においてのひとつの旅と言えるのではないでしょうか。




 そうは言っても今は、コロナ感染の危険がありますから、簡単に旅行ができない状況にあります。

 しかしそれでも、工夫次第で旅は楽しめます。




 近場でもいいので、感染対策をしっかりとして、費用をかけずにどこかに出かけましょう。

 そこがどこであれ、それはあなたの人生を豊かにしてくれます。




 ムーア人のことわざです。

 「旅をしない者は、人生を損している。」




 暇なのにどこにも行かない人は、五感で感じる楽しみを、いくつか見逃しているのかもしれませんね。