心理カウンセラーの風湖です。




 私達人間は、生まれつき様々な集団に属して生きています。

 集団とは、なんらかの共通点を持つ人々の集まりのことです。



 趣味や地元、勤め先が同じといった共通点は、人を結びつけます。

 家族、サークル、同僚、ママ友…。

 その例はいくらでも見つかります。




 集団に属すれば、人との交流ができますし、友人も作れます。

 帰属意識を感じることで、あなたに助け合いの心が生まれ、人生に幸せを感じやすくなるのです。



 それでも、恥ずかしがり屋の内向型の人は、他人といるよりも1人で過ごす方が好きなのかもしれません。




 しかし、人が1人で幸せに生きて行けるアイディアには限りがありますし、悩んだ時や行き詰まった時は、誰かの助けや励ましが必要な時もあります。




 ですから、帰属意識を持つことはとても大切なことなのです。

 なぜなら、人の成功とは、なによりも多くの友人に囲まれることだ、とも言えるからです。




 それでも、あなたがもしも「自分は周りから好かれていない」と感じるのならば、人に好かれやすい材料が自分にどれくらいあるのかを自問してみるといいでしょう。




 「人の話を聞ける。」

 「信頼出来る。」

 「親切。」

 「寛大。」

 「楽しい。」

 「前向き。」

 「自分勝手ではない。」…。




 私達は、必ずなんらかの集団に属しているのですから、帰属意識を持って、重たい荷物を分け合うことはとても大切なことなのです。




 そしてさらに、自分が帰属する集団を賢く選ぶことも大切です。

 決してあなたになんの興味を持たない人達や、あなたの気分を害する人達を選んではいけません。




 好きな人や、お互いに興味がある人達と、多くの時間を一緒に過ごすようにしましょう。

 そして、1人でいる時間には、ゆっくりと自分に向き合うように、バランスをとりましょう。




 そしてその集団に属することで、あなたにどんなメリットがあるのかをよく考えて、自分に合った集団の中で貢献することは、人生の成功につながるの最短の道なのです。