心理カウンセラーの風湖です。
人は、どんな時にお金を払うでしょうか?
それは、「ありがたい」と感じた時です。
「お買い得!」
「嬉しい!」
「素敵〜!」
「面白い!」
「素晴らしい!」
「楽しい!」
つまり人は、気分が上がってドキドキすることに対してお金を払うのです。
たとえば、高級ブランドの服と、それと同じ素材を使った服で、着心地やデザインはさほど変わらない服が並んでいた場合、値段は全く違うのに圧倒的に人気があるのは高級ブランドの服です。
それはなぜかと言うと、やはりブランドという言葉からくるワクワク感があるからです。
ブランドとは、単なる素材や着心地だけではなく、お客さんに優越感、喜び、着る楽しさを与えてくれるものなのです。
私は本が大好きなのですが、電子版の本はあまり読みません。
なぜなら、その本の形や、紙の質感や、インクの匂いが好きだからです。
もちろん、本の内容の文章が役に立つか立たないかとか、面白いか面白くないかも選ぶ対象になりますが、ほぼ無料で配信される本よりも、一冊1500円前後を出しても本屋さんで購入します。
本屋さんに並んでいるたくさんの本を選んでいるだけでもウキウキワクワクと気分が高揚するので、楽しくて嬉しくて幸せですから、大好きな本を購入するのに少しも高い買い物だと思ったことはありません。
いずれにしても、人は、価値を感じないとお金を払わないのですね。
ですからあなたがこれからなにをするにしても、「人をワクワクさせたり、感動させたり」することが出来たら、きっと成功するでしょう。
これこらは、価値のある人になりましょう。
無難に安定の仕事の仕方を求めるよりも、まずは「なにを、どんな形で、誰にワクワクしてもらえるか?」にこだわって生きていく方が、幸せになれるのではないでしょうか。