心理カウンセラーの風湖です。
中国で書かれた最古の占い書「易経」という本があります。
この本の第一章の中に「運は動より生ずる」とあります。
これは、「運の良し悪しは、人の動きから生まれる」ということです。
運はある種のエネルギーです。
ですから、本来、運が集まっている場所は、基本的に賑やかな雰囲気の場所ということです。
逆に、運が滞っている場所は、人が少なくてさびれていたり、なんとなく暗く、嫌な感じがする場所なのです。
最近はコロナの影響のため移動や外出が制限されていますが、運気を上げるためには、あまり同じ場所に引きこもらずに出来るだけ移動することが必要です。
たとえば近所を散歩したり、自転車で街を走ったりするだけでも運の流れが変わります。
「自分は運が悪い」
「なかなか運が開けていかないな。」
そのように思う人がいらっしゃったら、動き方が足りないと考えてみると、本当にそうかもしれませんね。
視点がものすごく狭くなっているのではありませんか?
狭いところでモノを見ている状態では、多分運は開けていかないのです。
運気は動きに比例します。
なぜならそれは、「自分の気を動かす」からです。
目の前の仕事に一生懸命取り組みながらも、それだけで生活が完結しないように、出来るだけ自分の身を移動させることを意識してみてくださいね。