心理カウンセラーの風湖です。




 「コロナ禍で仕事が無くなり、本当に困っています。高齢の親には心配かけられません。友人にも、とても相談できません。」




 そう言って、1人で悩んでしまい、モヤモヤとしたまま毎日を過ごしていませんか?

 誰かに相談せずに平気なフリをすることは、実はあなたをますます孤独にしてしまっているのです。




 私達人間は、お互いに助け合って生きています。

 仕事でも、プライベートでも誰かが誰かを助けることで、この社会は成り立っています。




 苦しい時や困った時に、誰かに助けを求めるのは、人間として当然のこと。

 恥ずかしくもなく、避けるべきことでもなく、喜んで助けてもらえばいいのです。




 人は、誰かに喜ばれると、自分が嬉しいと感じる特徴を持って生まれてきています。

 ですから、あなたを助けることで、誰かが喜びを感じてくれます。




 つまり人は、誰かを助けることが大好きなのです。

 多くの人が、助けられるよりも助ける方が気が楽になるのです。




 ピンチから抜け出せない人は、たいてい助けを求められない人です。

 問題を一人で抱えてしまうから、いつまでも悩みが消えず、心身ともにストレスがかかって、ますます問題が深まってしまうのです。




 そんな人でさえ、本人が気づいていないだけで、多くの人に支えられて生きているのです。




 ですから、困った時は堂々と誰かに助けを求めましょう。

 人を助けるだけでなく、素直に気持ちを打ち明けて、助けられることも実は喜びになります。




 他人に対して、感情で問題をあからさまにするのは、最初は恥ずかしく感じるかもしれません。

 しかし、いざやってみると、全く新しい世界が見えてくるはずです。




 もし、今何かに困った問題を抱えているのなら、助けてくれそうな人を何人か思い浮かべてみてください。




 そして、今すぐ助けを求めてみてください。

 ヘルプミーを言って、なにをして欲しいのか、明確に伝えてみましょう。




 「あなたを助ける喜び」を、誰かにプレゼントしてあげてくださいね。