心理カウンセラーの風湖です。
自己啓発書作家である本田健さんは、「豊かさ意識」という言葉をよく使っています。
そのままのあなたで、「自分は十分に豊かだ」と感じられていたら、その感覚が豊かさを引き寄せるのだそうで、この感覚のことを「豊かさ意識」と表現しているのです。
この感覚でいつも生きていれば、たとえ人生においてピンチに陥っても、「誰かが私を見ていて、きっと支えてくれる。」「いずれまた、お金もチャンスもやってくる。」と、心から信じることができます。
そして、そのように信じて、ピンチの時でも笑顔でいつもニコニコしていると、やがてそんな人のもとに、実際にお金やチャンスがやってくるようになっているだそうです。
これは、別にスピリチュアルなことでもありませんし、不思議なことでもありません。
自分の意識を豊かさに集中させたほうが、気持ちが軽くなりますし、すべてにおいて視野が広がる、ということなのです。
つまり、まだ来ていないはずの、不確実な未来の不安や恐怖のために貴重なエネルギーや時間を費やしてしまうのは、もったいないというだけのことなのですね。
どんな時でも、「私はこれからもっともっと良くなる。」と考えて、「ありがとうございます」と感謝をすると、さらに前向きになれますよね。
その後で、「そのように良くなるためにはなにをどうやるべきか。」を考え、それを積極的に実践していくことで、だんだん心身ともに豊かになっていくのです。
成功している人は、自分を信じて、自分が今考えられる、やるべきことの全てを行動に移します。
反対に、いつまでも失敗を恐れて行動に移さない人は、チャンスが来るのを待っているように見えますが、実は、「誰かがチャンスを持って自分を迎えに来てくれる。」と考えていることが多いのではないかと思います。
どんな時も「豊かさ意識」を持ちましょう。
そして、そんなあなたの才能とワクワクする気持ちを、周りの人とシェアしましょう。
そんなあなたには必ず、周りの人と豊かさを分かち合うことができる日がやってくるのです。