心理カウンセラーの風湖です。




 毎日人と接していると、本当に世の中にはいろんなタイプの人がいるな、と、感じます。




 ある算命学の権威の方によると、人格を構成する3つの要素は、「明るさ」「優しさ」「厳しさ」なのだそうです。




 この人格を構成する3要素は、大変興味深いものです。




 昔読んだドラマや映画の演出家の本の中に、「あまり経験がない俳優でも、最も演じやすい役は、怒鳴る、威張る、大声を出す、机をどんどん叩く、走る、という役」と、書いてあったのを思い出しました。




 つまり、人は「厳しさ」を演ずるのが最も簡単だというのです。




 それとは反対に、「優しさ」を演ずるには、ある程度の演技力や演劇の経験が必要なようです。




 そして、最も難しいのは「明るさ」です。

 明るさは、演技力だけで表現しきれるものではなく、演技をする人の「人格」がものをいうらしいのです。




 その人が出てくるだけで、画面がパッと明るくなる、それを「スター」と呼ぶのですが、確かにそういう人はいますよね。




 日本には、アイドルという芸能人がたくさんいらっしゃいます。

 そういう人がテレビに映るだけで、画面がパッと明るくなるような気がしませんか。




 アイドルの人たちには、天性の明るさが備わっているのかもしれませんが、おかげで私達は、そういう人達からたくさんの「元気」や、「エネルギー」をもらえるような気がします。




 日本人は特に、「自分に厳しい」人が多いような気がします。

 そして、「自分に厳しい人」は、必ずと言っていいほど「他人にも厳しい人」になるのです。




 しかし、厳しいだけの人は、やはり人格者にはなれません。

 その上の「優しさ」、さらに上の「明るさ」をいつも表現できるようにならなければ、魅力的な人にはなれないのです。




 「何かにつけて憤慨をいだくうちは、自己を制御していない。すべての悪に対しては、平静な抵抗が最高の勝利をおさめる。」




 ヒルティの描いた「眠られぬ夜のために」という本の中の文章です。




 時には「厳しさ」も必要な時がありますが、「優しさ」や「明るさ」をいつも与えることができる、魅力的な人になりたいですね。