心理カウンセラーの風湖です。
私は最近、催眠療法の勉強をしているのですが、昨日は「前世療法」を体験してきました。
「前世」とは、違う時代の違う場所に生きた、「もう一人の別の自分」です。
肉体を超えた別の自分自身を知る方法の一つが前世療法なのです。
「前世療法」では、自分の前世を催眠状態で体験し、そのときの幼少期から自分の死までをイメージします。
そして最後には自分の亡骸を自分で眺めて、そこから学ぶことを自分で感じるのです。
自分の死を疑似体験した私が感じたこと。
それは、次の5つの項目でした。
① 他人が期待するような生き方ではなく、自分らしい生き方をしよう。
② 無理して一生懸命働くのはやめよう。
③ 言いたいことを我慢するのはやめよう。
④ 友人を大切にしよう。友達と連絡を取ろう。
⑤ 自分の幸せを追求しよう。
そこには、お金、地位、名誉といった要素はひとつもありませんでした。
それはすべて、今すぐに意識出来ることなのです。
つまりそれが、本来の人間という生き方なのかもしれません。
もしも自分が3年後に死んでしまうとしたら、あなたは一体なにをするでのしょうか。
どうすれば、悔いのない人生だった、と、胸を張って言えるのでしょうか。
そんな風に考えなくても、特別になにも成し遂げなくても、あなたは今、とても幸せで喜びに満ちた人生を歩んでいるはずですよね。
人間は、この世に遊びに来ているのだ、と、聞いたことがあります。
ですから、辛いことや嫌なことはしなくてもいいのです。
今日、この瞬間から最期の最期まで「素晴らしい人生だった」と、胸を張って言えるような人生を歩みたいと心から思いました。
そして、どんな時でも自分を受け入れて、自分のことを好きになろうと思います。
なぜなら、自分が嫌いな人は、毎日が虚しく、否定的な言葉ばかりが出てくるので、自分の細胞までも弱っていくような気がするからです。
たとえば、目が見えて、耳が聞こえて、呼吸ができるというような、普段は当たり前と思っていることは、よくよく考えてみると、実はとても奇跡的なことだとわかります。
自分がどれだけ恵まれていて、どれだけ幸せかということに気づけたら、自分が愛おしくなり、抱きしめたくなるのではないでしょうか。
あらためて、私はこの学びを大切にライフワークに取り入れていきたいと、心から思いました。