しかし、深層意識の深くに入っていくわけですから、それを行う側としては、しっかりした責任が生じるわけです。
そのぶんやりがいもあり、勉強をしていくうちに「これは本格的にやってみたい!」という情熱が湧き上がって来て、新しい選択をして本当に良かったと思っています。
ところで、あなたは何かを選択するとき、早く決断する方でしょうか。それとも、後でゆっくり決断する方でしょうか。
ゆっくり決断をするという人も、それはよく考えると、大きな決断を知らずにやっていることになります。
それは、「今は決断しないでおこう。」という決断です。
どちらにしても、人は一度心を決めたのなら、その先を見極め、断固たる態度で臨むことが大切です。
なぜなら、決断した後であれこれと迷っていたら、上手くいくことも上手くいかなくなりますし、訳もわからず後悔して、元に戻りたくなってしまう可能性が高いからです。
ですから行動力は、失敗に直面出来る勇気とも言えますよね。
何かをやる時、必ず失敗のリスクはあります。人は、無意識にそれを恐れます。
しかし、実際の人生では、間違ったり、失敗したり、恥をかいたりしなければなにも学べません。今まで当たり前だと思っていたことに対する感謝の心も、今の幸せも、なにも感じなければ成功などあり得ないのです。
それでも人が「失敗」を恐れるのには様々な理由があります。
たとえば子供の頃、変なことを言って馬鹿にされたり笑われたりした経験は、誰にでもあるものです。
さらに失敗や間違いをすると、たいていの親は子供を叱りつけます。
ですから、大人になる頃には、間違うことへの異常とも言える恐怖感を持つようになるのです。
しかし私は、何もかも手当たり次第に決断をしろと言っているわけではありません。
人生の優先順位をハッキリさせておくことも重要ですから、普段から、自分がどうなりたいのか、どこに行きたいのかはハッキリさせておく必要はあります。
そうしていると、自分が望んでいるものが来た時に、すぐに決断し、行動することが出来るのではないでしょうか。
自分が大事にしているものを守りながら、これからもいつからでも、間違えても、失敗しても、損をしても、どんどんチャレンジして欲しいと願っています。