心理カウンセラーの風湖です。
あなたは今、自分が本当に「好きなこと」をしていますか?
「好きなこと」をしていると、どんどんパワーが湧いてきますよね。
また、好きなことをしていると、いろいろな不思議な出会いを体験しますし、チャンスが次々とやってきます。
いわゆる、「ついている」という状態になるのです。
その流れに乗っているだけで、人生が導かれているように感じます。
その波に乗ると、人生がどんどん展開していきます。
そうすると、自信も湧いて、勇気も出てきます。
ですから、多少のリスクならやってみようじゃないかという気分にまでなってくるのです。
これがまた良い循環を呼ぶのです。
逆に、「嫌いなこと」や、「それほど好きではないこと」をやっていると、どんどんパワーが落ちてきます。
「嫌いなこと」「好きではないこと」をしているだけで、人間的な魅力も薄れていきますし、自分がイヤになります。
周りにも辛くあたったり、無理な犠牲を要求したりします。
これでは、自分のためにも、周りの人のためにも良くないことばかりですよね。
親が不幸だと、子供が不幸になりやすいと聞いたことがありますが、そういうネガティブな状態を正当化して、諦めてしまう姿勢を子供が見ていて、真似をするからかもしれません。
親が子供にしてあげられる最大の贈り物は、自分が好きなことをやって生活する姿を見せてあげることなのではないでしょうか。
また、本当に周りの人達の幸せのために生きたいと望むのであれば、自分の好きなことをして、人生を生きることが最も素晴らしいことだと思うのです。
なぜなら、自分の好きな仕事をしている人は、他人を羨んだり、批判をしたりしないからです。
そんなヒマがあったら、もっとやりたい事をやりたい思うのではないでしょうか?
たとえばあなたが水泳が好きで、泳いでいるだけで幸せだったとしても、誰かの期待を背負って走ることばかりさせられていたとしたら、当然幸せを感じませんよね。
それどころか、走っても走っても良い成績は出せないでしょうし、たとえもしも人より速く走れたとしても、やはり満足感を得ることは出来ないでしょう。
人生で迷ったとき、自分がなにをすれば楽しいのか、胸に手を当てて聞いてみてください。
そして、自分のハートの声を、人生の羅針盤にしてください。
自分の中にある、ドキドキ、ワクワクを感じてください。
なにも聞こえないとしたら、それはとても忙しいか、あるいはなにかに執着しているから、雑念でいっぱいになり、心の中の静かな声がかき消されているからかもしれません。
自分のハートの声が、人生を導き、目の前の道を切り開いてくれるのです。
自分がこれからなにをすべきなのか、どうすれば自分は幸せになれるのか、それは実はあなたがいちばん良く知っているのではないでしょうか。