心理カウンセラーの風湖です。




 最近は、若い女性から、

 「男運が悪くて、ぜんぜんいい人に出会わないんですけど、どうしたら良い結婚相手と出会えるのかわかりません。」
 
 とか、あるいは、

 「付き合っている彼がいるのですが、ぜんぜん結婚の話をしてくれません。
 それとなく聞いてみても、いつもはぐらかされてしまいます。」

 などの相談をされることが多いです。




 恋愛や結婚に対する本や情報など、とてもたくさん目にしますが、結局のところ、
 「上手くいく人はいくし、上手くいかない人はいかない。」
 としかいえないのではないかと思います。



 なぜなら、人生をいかに生きるかということを考えるのであれば、結婚というのはあまり関係はないと思うからです。
 それよりも大切なのは、自分自身の生き方なのです。



 自分がどう生きるかが決まっていて、それを支えたいとか、共に歩んでいきたいとか、そういう人が現れたのなら、受け入れてもいいけれど、焦って無理に相手を探す必要はないのではないかとと思うのです。




 あなたがどんなに美しい女性だとしても、あなたとの話題がほとんど彼氏や恋人のこと、結婚のこと、いい人に出会わないとか、お見合いした方がいいのかなぁとか、そんなことばかりに関心を持っているのであれば、男性からは、「つまらない女性」だと思われてしまいます。




 あなたが今、自分のやりたいことや夢に向かってイキイキと輝いて生きていれば、そんなあなたを見た男性は絶対に放ってはおかないでしょう。
 でも、「結婚、結婚」と言っている女性というのは、男性には実に面白くない存在に映るのです。



 ですから、もしもそのようなあなたに結婚相手が見つかったとしても、やはりその相手は、「結婚」にしか興味のない男性ということになってしまうのです。




 同じようなことが、親子関係でも言えます。
 お母さんが、
 「私にとって子供は自分の生きがいみたいなものです。
 子供にすごく関心があるためにいつも言い過ぎてしまいます。
 その結果、子供との関係がよくありません。どうしたらいいでしょうか。」 
 という質問をされることも多いです。



 それは、若い頃に、自分のやりたいことや生き方などよりも、彼氏や結婚にしか興味のなかった女性がやがて結婚して子供を持つと、やはり子供にしか興味のない母親になっていくのではないかと思うのです。



 親子関係でも、男女関係でも、相手に依存するタイプの女性は、実は自分に自信のない、誰かに頼って生きることにしか興味のない、非常に視野の狭い女性だということが分かります。



 結婚相手や、子供の身の回りをいつも見張っていて、ただ口うるさくて、旦那や子供の粗探しをするだけの女性というのは、本人も辛いと思いますが、子供や旦那さんをどんどんダメにしていくような気がします。



 それでは、一体どうすれば良いのでしょうか。
 それには、まずは他の誰かに注目することよりも、自分の生き方が95%だと思うことから始めてみましょう。



 本を読むとか、資格の勉強をするとか、ハーブを育ててみるとか、ジョギングを始めてみるとか、そういうことが出来るようになると、周りの人は、「魅力的な人」だと思ってくれます。



 知識や人生の目標は、財産です。
 たくさんの財産を持って、高貴に生きるということを選択してください。



 結婚や子供のことは、人生をどうやって生きていくかについては、あまり関係は無いのだと思うことができれば、どんなことでも上手くいくし、素晴らしい人間力がついていくのではないかと思うのです。