心理カウンセラーの風湖です。
新しい年を迎えましたね。
とても素晴らしいお天気の中、早速、初詣に出かけようとしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
近くの神社などに出かけたら、神様に向けて感謝の言葉を捧げることはとても大切です。
そしてまた、今年の抱負なども家族や友人達と話し合うことも楽しいですね。
「これからなにをどうして生きて行こうかと、あれこれ考えてしまいます。」
今年のお正月は、コロナ禍の中の新年ですから、そのように悩む方も多いのではないでしょうか。
昨年の社会的な情勢を考えると、これからの人生、何を目標にしようかとあれこれ考えても、なにも見えてこないと感じる方もいらっしゃいますよね。
でも、そんな風に考えなくても大丈夫です。
なぜなら、人の人生に最も大切なことは、目の前にいる人を大事にして、目の前にあることを大事にして行くということに尽きるからです。
1人1人を大事にするということは、その人のすることに対して、腹を立てたり、怒ったり怒鳴ったり、しないということです。
どんな状況であっても、腹を立てないでいられるか、同じ口調でいられるか。
どんな人に対しても同じにこやかさ、穏やかさ、同じ態度で過ごせるか。
同じ笑顔で過ごせるかどうか。
人が生まれてきて、一体なにを目指すのがもっとも大切なのというと、「自分の存在がほかの存在に喜ばれるものになること」なのです。
つまり、自分の目の前に存在している人達から、自分の存在が喜ばれることが、私達が生きていく意味なのだと思うのです。
それは、勘違いでもいいのです。
誤解でもいいのです。
そう信じてやっていくと、その相手に
「あなたがこの世に存在してくれて嬉しい。」
と、喜ばれるときの喜びが、別次元の喜びであることに気付きます。
そうなってくると、自分の好き嫌いとか、良し悪しとか、未来への目標とか、そんなものはどうでも良くなってきます。
ただ、自分の存在が喜ばれる存在になることが、どうも私達の使命らしいということに気づくことをぜひ目標にしてください。
ですから、私にとっての新しい年の誓いは、「自分は誰かの喜ばれる存在になるために、今、このひとときを大切に生きるということ。そしてさらに楽しんで生きること。」にしたいと思います。