心理カウンセラーの風湖です。



 あけましておめでとうございます。

 
 今年、私が1番に目指す目標は、
 「和顔で1年間を過ごす。」
 ことを心がける、ということです。



 「和顔」という言葉は、もともと「禅」の言葉です。
 いつも楽しい話や面白い話、笑顔になりそうな話をしていると、どんな人でも顔がどんどん「和やかな顔」になっていくのですね。



 そしてだんだん、年齢を重ねるたびに日常的にとても話しかけやすい、親しみを感じさせる顔が形成されていくのです。



 とても穏やかな、優しさに溢れた人格も、自然に身につけていくことができます。
 人間関係で悩まない人とは、「和顔」の人になることなどだと私は思います。



 しかしそれは、気が向いた時にある瞬間だけ「和やかな顔を作ろう。」とか「頼まれやすい顔を作ろう。」と思ってからやっても、無理みたいですよ。



 やはり、いつもそういう顔を作り、顔の筋肉をほぐしておかないと、和やかな顔にはなりません。



 毎日毎日、訓練のように気持ちが良くなる話を考え、自分で自分の機嫌を取ることが出来るようになることが大切なのです。



 ドイツの文学者ゲーテは、このような言葉を残しました。



 「人間の最大の罪は不機嫌である。」



 不機嫌というのはすぐに伝播して、周りの人達の気分もたちまち不機嫌にさせてしまうのです。



 すると、人は不機嫌な考え方しか出来なくなってしまい、それがやがて窃盗や詐欺などの犯罪を呼ぶことにつながり、さらにそれが際限なくとどまるところを知らないという意味でゲーテは、「最大の罪」という言い方をしたのですね。



 私は、これからもずっと心理学やカウンセリングの仕事をし、勉強をしていきます。
 そしてやはり思うのは、「これが私の生きて行くための役割、つまり使命なのだ。」ということなのです。



 ですから私は今年も和顔で生きていきます。



 みなさん、これからも一緒にさらに楽しみましょうね。
 今年もどうかよろしくお願い致します。