心理カウンセラーの風湖です。



 「笑う門には福きたる」という言葉があります。
 もちろんその言葉自体は知っていても、それを実際にやろうと毎日実践している人は、あまりいないのではないでしょうか。



 しかし、やってみると、意外と幸運を呼ぶ効果があるようなのですね。



 これは、実際に脳内に起こる話なのですが、「笑う」ことによって、βエンドルフィンという脳内物質が分泌されます。



 βエンドルフィンは、免疫力を強化し、血液をサラサラにして、痛みの中枢に直接働きかけて痛みを麻痺させるという、3つの作用を持っています。
 これを「脳内モルヒネ」とも言います。



 この「脳内モルヒネ」を分泌させる方法のひとつが「笑うこと」なのですね。



 筑波大学の遺伝子の研究によると…。



 「私達の細胞のひとつひとつには、膨大な数のプログラムが組み込まれています。



 そして、その細胞のスイッチがオンになったりオフになったりすると、細胞は役割をはじめたり、休んだりします。



 細胞が病気に変わるのも、何らかのきっかけでスイッチがオフになり、その間に遺伝子が変化をし、病気になるのです。」



 という結果があるそうなのですが、その「病気になってしまった細胞」にも、元に戻るスイッチがちゃんとあって、そのスイッチというのが、どうも「笑い」にあるらしいのです。



 ですから、病気になってしまっても、私達は笑ってしまえば良いのです。



 なぜなら、笑うことによって体がどんどん良くなったり、健康を維持できたりするからなのです。



 さらに自分も楽しくなると、面白いことに、同時に周りもみんなが楽しくなっていきます。
 周りのみんなが笑うということは、そこに幸せがあるということです。



 それにはお金もかかりませんから、とても簡単ですよね。



 ですから来年は、毎日大きな声で笑うことをしてみれば、幸せな一年になるのではないかと思うのです。



 「笑う人には幸せが湧き上がる。」



 私の来年の目標のひとつです。