心理カウンセラーの風湖です。



 たとえばあなたが仕事を探す時は、まずスマホやパソコンの求人サイトや、求人雑誌をいただいて来て見るかもしれません。



 しかしそうではなく、私が思う仕事探しの最善の方法は、知り合いや友達の何人かに「良い仕事を紹介してくれない?」と、頼んでおくことなのではないかと思います。



 すると、あなたに仕事の話が舞い込んで来ますよね。



 そして、その紹介された仕事は、皿洗いだろうがゴミ拾いだろうが、笑顔でただひたすらに誠実にやり続けると、道は開けます。



 「好きな仕事ではない。」
 と、選り好みをしている人には、何も始めるチャンスがないので、もちろんなにも始まりません。



 頼まれた仕事は、感想を言わずに、がむしゃらに頑張らずに、ただ淡々とやり続けることが、運を呼ぶきっかけになるのです。



 求人サイトなどは、ほとんど良いことばかりが記載されていますから、全く知らない職場で初めから「理想の仕事」に出会う人などほとんどいません。
 まずは、紹介された仕事に対して動き始めることが大切なのです。



 なぜなら、信用出来る人に紹介を頼んだのであれば、信用出来る仕事を紹介してくれたことに間違いは無いからです。



 仕事に限らず、たとえば弁護士や税理士など、専門家が必要になった時は、ホームページなどで探さずに、「良い弁護士知らない?」と、友人などに頼んでみるほうが安心ですよね。



 結局は、どれほど良い友人や知り合いを持っているか、ということなのです。
 そしてそのためには、実は自分の日常生活が大きく関わってくるのです。



 目の前のすべての人を大切にし、誠実に生きることは、生き方として自分の道が開けるということにつながるのです。



 一度約束をしたことは絶対にまもる。
 できそうにないことは引き受けない。
 成績を上げなくてもいいから、誠実にこなしてゆく。



 そのように生きていれば、自然に良い友人たちに囲まれることになるのですね。



 目の前の人を大切にすれば、その人は自分を大切にしてくれます。
 ですから私は、自分の周りのすべての人が大事なのです。


 人間関係は、投げたものが返ってくるのです。
 誰かに「ありがとう」と言っていれば、次にまた「ありがとう」と言いたくなるような現象が現れてくるのですね。