心理カウンセラーの風湖です。




 「女性がいつまでも綺麗でいられるために必要な事って、なんだと思いますか?」



 ある40代の女性が、セミナー後に私に質問をしてくださいました。



 女性だけではなく、最近は男性も美しさに興味を持っていらっしゃる方が多いなと感じます。



 人は、いつまでたっても綺麗で美しくいたいと願うものです。
 私も50代女性ですが、まだまだ諦めたくはないと思いますから、とにかく長い時間追求してきた課題のひとつでもあります。



 そして私は心理学者のはしくれですから、行動や見た目の若さだけではなく、心や脳の働きといった精神面での美しさに特にこだわって、それをどんどん伝えて行きたいと思っています。




 アメリカのある大学の心理学研究チームが、
 「私はまだ40歳」
 と考える1000人のグループと、
 「私はもう40歳」
 と考える1000人のグループを追跡調査したことがあるのだそうです。



 2つのグループの平均寿命を調べたのです。



 どちらが長かったのかは想像がつきますよね。
 しかも、何ヶ月という単位ではなく、10年という単位で「まだ40歳」と考えたグループの方が平均寿命が長かったのだそうです。



 やはり言葉は大切なのですね。
 自分で自分に暗示をかけるようなものなのかもしれません。



 ちなみに私は、朝起きてふと鏡を見た時に、鏡に映った自分に向かって、
 「今日も凄く綺麗。20代にしか見えない。」
 と、言います。




 一人暮らしですから、誰も聞いていませんし、心の中で思うだけでも良いのです。




 すると、脳や体が反応してくれるような気がします。
 「もしかしたら、私は若いのではないか。」
 と、朝起きたばかりの新しく生まれ変わった細胞達が、思いはじめてくれたら良いなと思うのです。




 ちなみに、私が目指している魅力のある女性のモデルは、スタジオジブリ製作のアニメーション映画「魔女の宅急便」に出てくる、パン屋さんの奥さんのおソノさんです。



 彼女は、優しくて、頼りがいがあって、いつも遠くで見守ってくれているような女性で、なによりも彼女を見ているとホッとするし、元気が出ますよね。



 皆さんも、誰でも良いですから、憧れの女性をひとり設定してみてくださいね。



 きっとその人が目の前にいてくれて、頭の中でお手本を見せてくれますから。



 話が飛びますが、私は「鏡」には素晴らしいパワーが潜んでいるような気がしてならないのです。



 何故なら鏡って、左右反対に映るのに、なぜ上下反対に映らないのか?
 それがとっても不思議です。
 それは、まだ誰にも解明出来ていないのだそうですよ。



 その不思議な空間の中に、もうひとりの私が、私と共生してくれているような気がするのです。



 たかが「美しさ」されど「美しさ」ですね。
 まだまだ深い本質に迫っていきたいと思いますね。