心理カウンセラーの風湖です。
私は、心理学を通してずいぶん前から「人間の美しさ」について研究してきました。
女性としての美しさ
男性としての美しさ
人間としての美しさ
年齢にあった美しさ
母親としての美しさ…。
見た目や環境、心身ともに美しいとは、一体どのようなことなのでしょうか。
それは、「人間としての生き方の美しさ」に他なりません。
お釈迦様の言葉で、人物を作る3箇条というものがあるのだそうです。
ひとつは貧乏
ふたつめは読書
みっつめは母親の変化
「母親の変化」とは…。
実は、母親の影響によって人間の美しさは変わるのです。
母親が本来子供に教えるべきことというのは、もともとは「優しさ、温かさ、思いやり」なのです。
それは、協調性であったり、人に力を貸すことであったり、折り合うことであったり。
お釈迦様は、信頼される人、尊敬される人、安心される人というのを「人物」と言っていました。
そのためには<生産性、能率、合理性>というものは全く必要はありません。
そんな人間の本来の役割とは逆に、「争い、比べ合い、競い合い」というたすき掛けで生きているから、人間の精神のバランスって崩れるのではないでしょうか。
「年齢とは関係なく、人の目を気にせずに、その役割に準じた美しさを追求して生きる。」
私はこれからも、「美しさ」を研究する心理学者として生きていきたいと思います。