心理カウンセラーの風湖です。




 「運は動より生ずる」
 これは、中国の古典の易経の冒頭に出てくることわざです。



 「運は、動くことで生ずる」
 「運は、動きから生ずる」
 と、解釈してもいいかもしれません。



 私は、「自ら動くことで運は開ける。」と考えます。
 


 「最近、なんかよくないことが続くなぁ。」  
 「何かいいことないかなぁ。」

 そう言ってばかりいて、何もしないでいても、当然何もおきません。



 加えて、「言動を美しくする」とか、「思考パターンを変える」ことでも「運は寄ってくる」のかもしれません。




 つまり、自分で何もしない人のところに突然運が舞い込んでくるわけはなく、自分で考えて動ける人にのみ運はやってくるのだと思うのです。




 そしてさらに、「心を動かす」つまり、波動を上げることも大切です。




 そのまま身体を動かすことは、物理的な動きとして大事なことですが、心の動きである、「決意、決心」のような、言霊や波動を変えていくことも大切なのではないかと思います。




 愛すれば愛されます。
 許せば許されます。
 助ければ助けられます。



 反対に、愚痴や泣き声を言えば、その言葉の通りになるのです。



 人は、投げたものが返って来ます。
 そこに自分の損得や、得られた結果による感想は、運の良さとは全く関係がないと思います。




 その人の行動範囲の広がりが人格の広がりなのですね。



 ですから、笑顔で身体や心の行動範囲がしなやかで広い人ほど、運が良くなっていくのではないかと私は思います。