心理カウンセラーの風湖です。
ゾウ、ライオン、サル、イヌ、ネコ…。
そしてヒト。
地球には、ありとあらゆる種類の生き物がいます。
その中で、「与えると嬉しい」という本能があるのはヒトだけです。
そして、「与えられると返したい」という本能があるのもヒトだけなのです。
ですから、「情けは人の為ならず」というように、「世のため人のため」と言っているのは偽りで、誰かのためになにかした時、嬉しくなるのは自分です。
「子供に手がかかるわ。」
と、言っているママさんたちも、手がかかる子供のためにあれこれ考えている自分は実は幸せなのではないですか?
「愛している」と、誰かに言ったとき、とても幸せになるのは自分ですし、「ありがとう」と誰かに言ったとき、心がジワーっと暖かくなるのは自分なのですね。
反対に、誰かに怒ったとき、辛いのは自分ですし、誰かの悪口を言ったとき、嫌な気分になるのは自分なのだと気づいてください。
そして、それらは必ず自分に返ってきます。
「喜ばれると嬉しい」というエネルギーを持っている私達は、それは尽きることがありませんから、幸せのエネルギーを周りに与え続けることもできます。
そしてさらに、自分の口から出す言葉は自分の耳から脳に入っていくのですから、自分に向けてのプレゼントにもなるわけです。
ですから常に良い言葉を言ったほうが、もっともっと幸せになれますよね。