心理カウンセラーの風湖です。



 「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」



 本当は言いたくないのに、言いたくなる現象は起こります。
 毎日頑張って生きているのだから、当たり前のことです。



 もしも人生の中で、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言いたくなるような出来事が起こったら、「来た!」と、思ってください。




 「ついに私も人格の次のレベルが上がるための試験を受けるところまで、人格の修練を積んできたんだな。」と。



 人間は、ある程度生きていると、100人中100人がイライラしたり、ネガティブに考えてしまうような時に、ニコニコしていられるかどうかの試験がたまにやって来るのです。



 こういう構造がわかって試験をパスしながら、本当に損得勘定で動くようになった自分が出来上がると、他人から見るとちょっとした「人格者」に見えます。



 感情的に生きるより、いつもニコニコしていられるかの試験に合格することをゲームだと思って続けていくと…。



 「人格者になることを目指したわけではないけれど、人格者になってしまう。」



 という構造があるのですね。



 なにも考えないで、ただ笑顔で生きる。
 ボーっと生きることは、なにも悪いことではないのです。
 


 もうひとつの言い方は、ボサーっとして生きる。
 ボサーっと生きる人を「菩薩」と言うのではないかと思うのです。



 そう思えることができたら、試験は合格です!