心理カウンセラーの風湖です。



 
 あなたは、10年後の自分の姿を想像してみたことはありますか?
 その時、あなたはどのような場所で、何をしているのでしょうか。




 何年か前に、お笑いタレントの千原せいじさんのラジオ番組を何気なく聞いていました。



 その時に寄せられた、23歳男性から届いた「働きたくない!仕事を辞めたい!!」という質問へのせいじさんの答えがとても深く、「まさに、その通り!」と私が思う内容でしたので、ご紹介します。



 千原せいじさんといえば、お笑い芸人千原兄弟のツッコミ担当で、実業家として有名ですよね。
 強めのコメントをズバッと言うキャラクターでも人気を集めています。



 その答えは、以下の通りです。
 

日本のお笑いタレント、実業家。お笑いコンビ千原兄弟のツッコミを担当。


千原せいじさんは、日本のお笑いタレント、実業家。お笑いコンビ千原兄弟のツ

 「俺は真面目に働くべきだとかは1ミリもおもてへんで。
 働きたくないなら、働かんでもええと思う。
 でも、生きていくには、金は要るやろ?
 家も欲しい、
 メシも食いたい、
 スマホも使いたい。
 それなら絶対に金は要るやろ?」



 
 「親が大富豪で一生働かんでもエエ奴には当てはまらんかもしれんけど、そんなんわかりきってるやろ。
 小学生でもわかる事やん。」




 「そやから働きたくないなら、もっと真剣に遊ばな。」


 

 「例えば、釣りが好きなら、死ぬほど釣りやって研究して、釣り具屋さんになるとか・・。
 音楽好き過ぎるなら、近所に怒られてでも車のガレージとかで演奏して、プロになったらええねん。
 専門職とか、アーチストとか言ってるけど、みんな元々は、遊びやんか。」





 「真面目に朝早くから遅くまで働くのが嫌なんやったら死ぬほど遊ばな。
 真面目に働くか、死ぬほど遊ぶか。
 どっちかはやらんと役に立たへん人間になるで。」


 

 いかがでしょうか。
 私は素晴らしい答え方だと思います。




 10年後には現在の職種の49%は、AI(人工知能)やロボットの発達によってなくなると言われているのです。




 メガバンクでは大リストラが始まりますし、様々な種類の仕事が制限されて縮小されていきます。




 医師、弁護士、会計士、教師…。
 一昔前までは憧れだった職種が、これからは憧れの職種ではなくなって来るのです。




 ですから、これからは「死ぬほど好きなこと」を仕事にすることが大切です。
 どんどん掘り下げていって、専門家になって、誰よりもウキウキワクワクするような生き方をすることです。
 それがビジネスになる時代になっていくのです。



 ですが、1人で行動するのには限界がありますし、少し怖い気がしますよね。




 ですから、私は皆さんに、
 「コミュニティを作りましょう」
 「好きな仲間を集めましょう」
 と、言っています。




 もし「コミュニティ」ができたなら、それをビジネスにしたらいいのです。




 これからは「コミュニティ」が「ビジネスになる時代」なのではないでしょうか。




 そして、『自分の行為に責任を持つことで人生を変える』のだと思います。



 「自責」とは、全ては自分に責任があると考える自己責任の精神です。




 現代の若者に多い「働きたくない」という問題の根本は「他責人間の増加」が、大きな要因かも知れません。




 ですから、私達大人が責任を持って、自分の信じた道を明るく楽しく働きましょう。




 新しい時代を、私達がどれほど生き生きと笑って過ごすのか。




 そんな未来の姿を想像するだけで、なんだか自分は不思議とビジネスでもプライベートでも成功出来るのではないかと思えてくるものです。