心理カウンセラーの風湖です。
私事で大変恐縮なのですが、このたび、私が心理学の講師を務めているヒューマンアカデミーの本部から「優秀講師賞」をいただけることになりました。
これもひとえに私の愛する生徒の皆さん、スタッフの皆さん、その他お世話になった師、メンターの皆さんのおかげです。
この場をお借りして、感謝の気持ちを伝えたいと思っております。
本当にありがとうございます。
私がこの評価をいただくことにもしも基準があるとしたら、多分、幸せだと思ったことを笑顔で熱中してやっていたからだと思っています。
そしてこれは結果ではなく、人生を楽しんでいる時に起きた、ただの偶然の事故だと私自身がとても驚いているのです。
「少しでも興味を持ったこと、やってみたいと思ったことは、結果はともあれ手をつけてみよう。
幸福の芽は、そこから芽生え始める。」 私が尊敬する本田宗一郎さんの言葉です。
あなたが本当にやりたいこと、それはまだあなたが経験したことがないことなのではないでしょうか。
それがたとえ過去に経験したことであったとしても、改めてこれからそれをやることで、未来に待つのはあなたが新しく体験する「感動」です。
大切なのは、まず「やってみること」です。
必要なスキルや知識を得てから動こうとするのではなく、まず、小さな一歩でも良いから動いてみることなのです。
「どんな風に動けば良いのかわからない」
と、思われる方には、良い方法があります。
それは、「成功している人を妬まず、そんな人のそばにいること。」です。
そのような人の言動を近くで見ているだけで、次はどう動けば良いかが見えてくるのです。
失敗しても、それも大切な学びです。
もちろん、失敗すれば傷つくこともあるでしょう。
しかし、それはほんの束の間のことです。
失敗して、笑われて、それで落ち込んだとしても、また再び立ち上がって挑戦すればいいだけのこと。
大切なのは、何かに迷わず「自分はこれで生きていく」と決めることなのです。
これまでの自分を支えていたプライドを手放し、誰にでも等しく巡ってくるチャンスを見逃さないようにすることです。
たとえ見逃してしまったとしても、すぐに忘れて次のことを考えましょう。
人生には、そんな「ノリの良さ」が必要なのです。
ですから、本当にやりたいことだけに集中してみましょう。
のめりこんでみましょう。
そうすれば、あなたは驚くほどのスピードで成長し、目標に近づいていけるのです。
私もまだまだ道の途中です。
これから前へ前へと足を踏み出していくことだけが、人の人生を変えていくのです。
かのアインシュタインは言いました。
「私はそれほど賢くありません。
ただ、人より長くひとつのことに付き合っていただけなのです。」
人生には実はなんの意味も無いように思う時があります。
でも、ひとつも意味はないというわけではありません。
それを感じることが出来たとき、人は幸せだと思うのではないでしょうか。