心理カウンセラーの風湖です。



 昨日、東京の某マンションの集会所にて、コロナ対策に気をつけてながら、マンションの住民のみなさんに向けて、心理学講演会を開催させていただきましたました。



 




 参加していただきましたみなさんには、とても喜んでいただき、私にとっても本当に嬉しい1日になりました。




 テーマは、
 「ツイてる人生とは…。これからも人生を良くする方法。」
 私なりの言葉で、ネガティブな感情や考え方から抜け出すスキルを伝えさせていただきました。




  こらえきれずに泣いてくださった方がいたり、気持ちが明るくハッピーになりましたと言ってくださった方がいたりと、その後のアンケートでもとても暖かい言葉をたくさんいただきました。




 昨日は関東に台風が近づいていて、大雨が降っていたにもかかわらず、参加していただいたみなさんに大満足していただき、私もとても幸せな気持ちになりました。



 協力していただいた、スタッフのみなさんにも心から感謝致します。




 「自分自身を信じてみるだけでいい。
  きっと、生きる道が見えてくる。」



 ドイツの詩人、ゲーテの言葉です。




 私自身も、これからの生きがいを見つけられたような気がしました。




 私が普段から心理学の授業をしていたり、セミナーや講演会などの対人関係の中で話をしているとき、あるいはカウンセリングをしているときなど人と接しているときには、ふと客観的に自分を眺めると、どこか緊張感があって、自分を演じているのではないかと思っていたりもします。



 そもそも人は、「社会性動物」ですから、むしろ演じている状態のほうが、「真」の自分の姿に近いのかもしれません。



 つまり、他人の目線を意識しているときの自分こそが、本当の自分に近いのではないかと思うのです。



 私の心理学の授業の中では、生徒の皆さんがある程度上級者になってくると、授業のたびに「ミニ講座」という名のプレゼンをしていただくのですが、やはり緊張感は感じます。



 そのときの生徒の皆さんは、「人前だと自分を取り繕って着飾っている。あれは本心ではない。」と感じているのかもしれませんが、自分1人でボーッとリラックスしている姿が本当の自分かと言えば、それも違うような気がしませんか。



 結局人は、たくさんの人格があって、多重的な人格を日常的に演じているのですね。



 どれが本当の自分かと聞かれると、実は私にもよくわかりません。



 どれかひとつに決めることは不可能だし、決めること自体が無意味です。



 それでも私は、人前で話をしているときの自分がとっても好きです。
 心の底から楽しい、嬉しいと感じることが出来るからです。



 
 ですから、これからもずっとこの心理学を多くの人々に伝えて、みなさんの心を癒す活動して行きたいと思っています。




 これが私の生きる道です!