心理カウンセラーの風湖です。
松下幸之助さんに記者の1人が『なぜ、あなたは成功したのですか?』という問いに3つの理由をあげました。
「貧乏だったから。」
「病弱だったから。」
「学歴がなかったから。」
貧乏で、丁稚奉公だからこそ、人としての在り方を学び、お金の大切さを学んだと言っています。
そして病弱だったからこそ、人の力を借りて、一人でなく、人の協力のもとでやってきたのだそうです。
さらに学歴がなかったからこそ、人の話をよく聴いたのだそうです。
人は失敗すると凹むものです。
劣等感に苛まれるからです。
普通の人は、失敗したら、次もまた失敗するのではと思い、失敗するのは嫌だから、チャレンジすることをもう止めようかと思ってしまいます。
でも、失敗を良いものだという前提に立ってみたらどうでしょう。
「失敗は成功の素」という言葉もありますが、失敗は成功するために必要なものとして前向きに捉えてみてはどうでしょうか。
失敗はするもの、失敗は成功するために必要なもの、失敗を続けることは成功が近づくこと、と考えると、失敗しても大したことはなくて、また立ち上がって前に進めばいいだけと思えるようになるはずです。
どんなことがあっても、
笑顔でいる。
感謝する。
ポジティブな言葉を使う。
「あなたは、悩みなんてないでしょう?」
「失敗したことなんてないでしょう?」
そう誰かに言われたら、あなたの勝ちです。
どんなに悔やんでも過去は戻って来ないし、どんなに恐れても未来はすぐにやってきます。
それならば、今この一瞬を大切に生きましょう。
それでも迷ってしまったら、正しい方向よりも、楽しい方向に進んでみましょう。