心理カウンセラーの風湖です。



 先日、千葉県のとある公民館で、心理カウンセラー講座を開催させていただきました。
 たくさんの生徒さんに参加していただきました。



 




 心理カウンセラー講座は、カウンセラーを目指す方だけではなく、普段から悩みの相談を受けることが多い方、他人とのコミュニケーションの取り方がうまくなりたい方、子育て中の親で、子供との接し方がわからない方、自分と向き合い、新しい自分を発見したい方など、様々な立場のみなさんに受けていただきたい講座です。



 おまけに、心理学講座もセットになっていて、とても楽しく盛り上がった2時間半でした。
 参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
 来月開催予定の次回も、ぜひよろしくお願いします。



 私は、いつも思います。
 「自分の事は自分が1番よくわからない。」



 私は普段からカウンセラーとして人の相談を受ける事が多いのですが、相談されたお悩みの内容を解決していく方法を考えることに関しては当然得意です。
 実はそれにはいくつかコツがあるのです。




 その中のひとつの方法は、
 「自分の事だと思わない。」
 と、思って考える事です。
 それだけでも、ずいぶん冷静な判断が出来ます。



 恋愛の悩みなどは特に、本人としては
 「あの人の気持ちがわからない。もう、どうしようもない。」
 と、思っているのですが、はたから見ると、
 「そういうこともあるよね。」
 という風に見られます。



 しかも、そのような場合には、悩んでいる本人の憶測や判断よりも、何にも知らない周りの人のアドバイスの方が往々にして正しいものなのです。



 悩みを自分のこととして考えてしまうと、いろいろと考え過ぎてしまう結果、悩みの本質が何だったのかを見失ってしまう場合も多いのです。
 「悩みを解決する」以上の欲望が絡んでしまいがちですから。



 例えば、別れ話を個人的に考えてしまうと、
 「あの人と別れたら、一緒に行ったあの店にはもう行けない。」
 「あの人の友達に会ったら悲しくなってしまうから、しばらく家にいる方がいいのかな。」
 という、別れるかどうか以外の要素が入って来て、何に悩んでいるのか分からなくなってしまいます。



 しかし、同じ悩みを他人の事だと考えると、
 「それは未練がましいよ。」
 「全部失わないでいようなんて、ムシが良すぎるよ。」
 という風に、冷静に悩みの本質のみにフォーカスした答えを出す事が出来るのです。



 先日も、とても美しくて若い女優さんが自ら命を絶ち、多くの人達の落胆の念と涙を誘いましたね。



 ひとりで考えないでください。
 親にも、兄弟にも、友達にも言えない悩みを真っ直ぐに受け止めて、手を携えながら一緒に歩む私達カウンセラーがあなたを守ります。



 ほんの小さな悩みでも構いません。
 悩んで悩んで、ひとりでため息をつく前に、私の講座に遊びに来てください。



 私は、心理学を通して、ひとりでも多くの心に向き合いたいと思っています。



 「心理カウンセラー講座」「心理学教室」を聞いてみたい方も、お待ちしていますよ。
 コロナで、気持ちが落ち着かない日々ですから、少しでも笑って、心と体の機嫌を治しに来てくださいね。