心理カウンセラーの風湖です。
私達の見ている世界は、間違っていると思った事はありませんか。
私は、小さい頃から妄想好きな不思議な子供で、「押し入れの奥にはある時間になると異次元に通じる扉が現れて、その扉を開けるともう1人の自分が待っている。」とか、「私は実は両親に預けられているだけで、偉い子になったら本当の親が迎えに来る約束になっている。」とかを本気で考えては1人遊びを楽しんでいました。
妄想癖がある子供は、実はたくさんいるのではないかと思います。しかし、それが良いとか悪いとか言っているのではなく、イメージの世界が実は本当にあるのではないかと思う頭の柔軟さは、大人になるとだんだん薄れて来てしまうのかもしれません。
アメリカの牧師であり、後援者のジョセフ・マーフィーは、このような言葉を残しています。
『「こうなればいいな。」と思う事を、
生き生きと楽しく思い描きなさい。
いかにも本当らしく思い描き、
そして感動するのです。
その感動はやがて実際の感動につながります。』
「偶然起こっている」かのように思っていることが、実は「自分が引き寄せている」ことに気づく。
すると、さらに良いご縁が自分のところに集まってくるようになります。
有力な情報を持っている人と偶然出会ったり、
スマホを開くと大切なビジネスのヒントが目に飛び込んで来たり、
街中の知らない人の会話から、求めていた答えが聞こえて来たり。
まさしく、「自分の願望を実現するためにすべての人が動いてくれている。」と、実感出来るでしょう。
そもそも、「自分に奇跡が起こるわけがない。」とか、「自分は何をやっても失敗に終わる」と考えるようになったのは、いつからなのでしょうか。
成功者は、自分の人生を信じています。
そのような人は、自分の辛かった過去まで笑い飛ばすことが出来るようになります。
「失敗」は、歩みを辞めた時にはじめて「失敗だった」と認識するのです。
自分の人生を負けずに歩み続ける人に、「失敗」を感じる思考はありません。
そして成功は、自分一人で成し遂げることではなく、やはりご縁が与えてくれるものなのではないかと思うのです。
「いい縁が集まってくる魔法。」とは、ネガティブな妄想を捨て、「ご縁」を見逃さず、それに気づくことなのです。
そして、「すべては計算通り。すべては思い通りになる。」という意識も高まってくるはずです。
失敗を恐れて誰とも会わなかったり、自分を信じられずに何かを待っているよりも、外に出てみましょう。
必要な情報は、勝手にあなたのところにどんどん集まって来ます。
あなたの人生は、あなたの考えた通りになります。そして、出会ったご縁に感謝して、その出会いを大切にしましょう。
仏教の教えによると、本当の事が見える目は、第3の目として眉間に隠れているそうです。
眉間にシワが寄っていては、その第3の目が閉じてしまいます。
目尻を下げて、口角を上げて、常にハッピーな妄想をしながら生きて行きましょうね。