心理カウンセラーの風湖です。


 「何故、私ばかりがこんな目に?」

 「突然、あの人にフラれてしまった。」

 「あの人に比べたら私なんて…。」

 「このまま生きていても不安ばかり。」

 「あの人は何故こんな事を言うのかしら?」


 毎日、真面目に仕事や勉強を頑張っているのに、自分ばかりが思い通りにならないと思い込み、悩む事もありますよね。



「I know that I deserve your love

私は愛される価値があることを知っている

There's nothing I'm not worthy of

私にふさわしくないものなんて何もないのよ


When the sharpest words wanna cut me down
鋭い言葉が私を切り裂こうとしても

I'm gonna send a flood, gonna drown them out洪水を起こして、溺れさせてやる

This is brave, This is bruised

私は勇敢よ、私は傷つけられたわ

This is who I'm meant to be, this is me

これが私のあるべき姿なの、これが私よ」


 「this is me」は、2017年の映画「グレイテスト・ショーマン」で、キアラ・セトルが歌う楽曲です。


 タイトルにもなっていて、曲中にも繰り返し登場するのが「this is me」。



 この歌の歌詞の初めは、怒りの感情が滲み出ていました。

 自分を馬鹿にして蔑んできた周囲に対しての怒り…。




 そして自分はやっぱり誰からも受け入れられないんだという寂しさも窺えます。

 しかし曲が後半に差しかかるにつれて、ネガティブの感情に光が差し込むのです。




 それは、人が愛されたいという本心を認めたからではないでしょうか。




 誰もが当たり前に望んでいいものを自分は望んではいけないと思っていました。

 でも、劇中では自分にも仲間と呼べる存在ができたことにより、前を向けるようになったのです。




 コンプレックスと才能は紙一重であることを感じます。

 それを生かすも殺すも自分次第なのでしょう。





 最後のフレーズには、自分を誇るような気持ちさえも感じ取れます。

 この変わっていく「this is me」にこそ、強くなって行く様子が表現されていました。




 私たちが何も怖れず、堂々とすることができる理由…。

 それはまさに自分自身を誇りに思う気持ちでしょう。




 覚悟を決めて戦おうとした相手は、蔑んできた周囲だけでなく自分自身なのです。




 それは見事にコンプレックスを昇華し、暗闇の自分自身に勝利したからこそ何も怖れない強さを手に入れる事が出来るのですね。




 誰もが抱えるコンプレックスや、日々の悩み…。

 この歌には、それら全てを前向きにしてくれるような強さと希望を秘めています。




 この歌詞のメッセージを読み取りながら、是非聴いてみてください。

 希望が溢れ、大きな勇気をもらえるはずです。




 また、同じように勇気をもらえるフレーズが溢れているのは、ファンキーモンキーベイビーズの、「ちっぽけな勇気」という曲です。




 私は、この曲からたくさんの気づきをいただきました。



 落ち込んだ時、イライラした時、ネガティブな気持ちで涙が溢れそうになった時、ぜひ、あなたの耳から、たくさんのエールをいただいてくださいね。



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