心理カウンセラーの風湖です。



 夢は、叶わないから夢なのだと言う人がいますが、本当にそうなのでしょうか。
 それを実現するには、どんな一歩を踏み出せば良いのでしょうか。



 久しぶりに実家に帰ると、不思議と数年前に暮らした街で、生活していた家で考えていた「将来の夢や目標」がふと懐かしく浮かんで来るものですね。



 幸せに成功するためには、やはり何かを待っているだけではいけません。
 まずは夢を見る事なのです。
 何故なら人が願う夢には、人を行動に駆り立てる力があるからです。



 最初のうちは、個人的な夢でも良いと思います。例えば、「こういう事がしたい」とか、「こういう物が欲しい」とかでも良いのです。



 そうしているうちに、考える事がどんどん実現するようになります。
 人の脳は、何かを考えるとそのように行動し始めるからです。



 例えば過去に「会社を辞めたい。」と、思った事がある人は、間もなくその会社を辞めたのではないですか?
 「引っ越しをしたい」と思った事がある人は、数ヶ月のうちに引っ越しをしましたよね?



 つまり、頭に思い浮かべる事が出来るということは、実現するということなのです。



 大切なのは、夢を見る事を忘れない事なのです。残念なことに、ほとんどの人は現実的な毎日に流されて生きていますから、夢を見る事を忘れてしまっているのです。



 だからと言って、「〇〇さんに気に入られたい」とか、「〇〇さんが優しい人になりますように」とかは、〇〇さん、つまり他人の課題となりますから、残念ながらあなたの夢にはならないのです。
 



 何故なら、他人の心をあなたが操作する事は出来ませんし、脳は主語を理解しませんから、脳の中で「自分に気に入られたい」「自分が優しい人になりますように」という夢に変わってしまうからなのです。



 それならば、「〇〇さんに愛されるに相応しい、魅力的な私になりたい」とか、「〇〇さんの本心が分かってあげられる人になりたい」とかの方が、わかりやすく、現実化しやすいですよね。



 夢とは「私」の出来る事を願うことなのです。



 偉大な業績を上げる人間は、この夢の力をよく知っているのです。



 例えば、ウォルト・ディズニーは、常に夢を見る子供のような人だったと伝えられています。
 


 ヘンリー・フォードやエジソンも、自分達の仕事が世界を変える事を夢見た人達なのです。



 フォードは、世界中の人間が、車に乗る事が出来る世界を夢に見たのだそうですし、エジソンは、魔法のように便利な電気を世界中の人が利用出来る事を夢に見たそうです。



 Panasonicの創始者である松下幸之助も、電化製品を水道のように普通の人に普及させたいという夢を持っていたのだという本を読んだ事があります。



 ビジネスの世界だけではなく、ジョン・レノンは、国境の無い世界を夢に見て平和を願いながら音楽を作ったと言っていますし、キング牧師は、人種の違った人間が友人として生きる世界を夢見たと伝えられています。



 彼らのメッセージが多くの人に届いたのは、彼らが夢を持っていたからなのですよね。



 1人の人間の夢がどれだけの人間の人生を変えるのか、私も理解するまでにはとても時間がかかりましたが、人の思考のパワーとは、やがて思いがけない現実を引き寄せるのですね。



 誰かを愛する気持ちや、何かを成功させたいと思う気持ちは、誰でも持っていると思います。



 この思いは「どうせ届かない」とか、「自分には無理だ」と、諦めてしまいそうになりますが、思い続けるだけならば誰にも知られませんから、恥ずかしくありませんよね。



 自分の素晴らしい未来を信じて、今、この時の気持ちを大切にしてください。



 あなたのその前向きで素直な思いは、きっと叶う時がやって来ますから。