私たちは普段から頑張って、頑張っています。
なぜなら、私たちの深い部分で自分には
『自分は、なにかをしないと愛される価値がない』
と思っているからです。
これは私たちの心の奥にずっと持っているものなのです。
これは両親と子供の関係の中で、私たちの子供時代にできた痛みなのです。
まるで両親に言っているように、愛している人にこう言います。
『私は愛される価値がある? 私はこの家の子供で迷惑をかけていない? あなたにとって私は自慢の子供ですか? 私は愛される価値があるの? 私は本当にみんなのお邪魔じゃないの?』
だから愛する人にとって自分が迷惑だと思った時に、私たちは去っていくのが答えだと思います。
そして自分の中に無価値感がある時は、私たちは愛されるために、必死に何かをやろうと思います。
「受けとっていいんだ」と思えます。
『何かしないと愛されない』
そう思っています。
では、そんな風に相手を疑って、すぐに気持ちを受け取らなくなってしまった原因は、一体どこにあるのでしょうか。 例えば、あなたが自分の子供を愛して愛して愛して、そして今度は、逆に子供が両親に何かをしてあげようとした時に、 そして、このように言われて育った子供は、自分が愛する人に同じく犠牲のみをしようとします。 それこそが愛だと勘違いするからです。 愛情というのは「与えて受けとって、与えて受けとって」でないと、この関係は上手く行きません。 何故なら、あなたが愛する人に与えて、与えて、与えて、与えて、そしてその人があなたからの好意を受け取らなかったとしたら…。
あなたはきっと
しかし、あなたが本当に幸せになった時に初めて相手に一番大きな贈り物を与えることができます。 あなたのご両親は皆さんのために自分を犠牲にしたかもしれません。 ではなぜ犠牲をしたのでしょう。それは、あなたに幸せになって欲しいからではありませんか? あなたが幸せになる事は家族に対する贈り物なのです。 皆さんがまず幸せになって下さい。
あなたを無条件に愛する誰かの気持ちを、素直に受け取る事は、特に日本人は下手です。 これを皆さんが学ばれる事をお勧めします。 それをどう使おうと結構です。男女関係でもう一度ロマンスを取り戻す、仕事に魅力を感じる。どのように使って頂いても結構です。 でもその方法はたった1つ、自分の心を癒す事です。「自分は愛される価値がある」という事を思い出して下さい。 それで皆さんの尊い人生を本当によりよく癒していく事が、なによりも大切なのではないかと思います。 |