心理カウンセラーの風湖です。
「受けた仕事は期待以上に応えないと(そうでないと認められない)」
自分では気付かないうちに、「完璧主義者」になっていらっしゃる方がいます。
恋愛相手や配偶者に対して、何故かいつも苛立ちを感じたり、あるいは自分の過去に起こした少しのミスや失言を思い出しては、いつまでも悔やんで落ち込んだりしがちな方は要注意です。
そして、日本人は完璧主義者が多いのです。
何故なら「正確さ」や、「他人からの評価」にこだわる人がとても多い国民性だからです。
ですから、例えば恋愛相手や結婚相手を探す目的も、「自分へのメリット」を最優先してしまいます。
「一緒に成長しよう」とはあまり思わないのですね。
それは、日本の義務教育の中で、「100点を目指して頑張る」という考え方がいつの間にか身についていて、「失敗してはいけない。」「誰かの期待に応えなければならない。」という他人の目線や、自分以外の考えが軸になってしまっているからではないかと思います。
そしてこのタイプの人は、新しいことにチャレンジするのに時間がかかる、もしくは取り組んでも途中で断念してしまう傾向があります。
恋愛や結婚生活、あるいは仕事が長続きしない人は、その隠された心理には、この「完璧主義」があると言えるのではないでしょうか。
完璧主義が絶対にいけないという訳ではありませんが、「やるからにはちゃんとやらないと。」の意識が妨げとなり、本当はやりたいことがあるのになかなか行動に移すことができず、成長の妨げとなってしまうこともあるのです。
あるいは、何かに取り組み始めても、すぐに「まだ他に私にふさわしい道があるのではないか。」と考え、辞めてしまったり、理由を付けて諦めてしまう場合もあります。
私は今までに沢山の人とお会いしてきましたが、「現実が思い通りにいかない。」と悩んでいる方は、完璧主義で、自分で自分のことを認められていない人が多いです。
「人に頼れない(=人に迷惑を掛けたくない)」
「出来ないことは、頑張って克服しないといけない(できない自分はダメだ)」「受けた仕事は期待以上に応えないと(そうでないと認められない)」
全て自己否定に繋がってしまっているんですね。こうして、完璧主義でいればいるほど、「完璧でない自分」を自ら創り上げてしまっているんです。
特に恋愛においては、誰かを好きになって夢中になるのは早いのですが、その相手が少しでも理想と違った行動をしたり、思い通りの返事が返って来なかったりすると、途端に冷めてしまったり、相手を責めてしまったりする傾向があるようです。
「熱しやすくて冷めやすい」のも、自分だけではなく相手にも完璧を求めてしまう、完璧主義者の特徴なのかもしれません。
「人間は、高くても80点」だと思っていた方が、人間関係や人生がスムーズに上手くいくのではないでしょうか。
「わたしは 完璧主義かもしれない…。」
そう思ったあなたは、とても真面目で優しい方なのかもしれませんね。
自分の事も、相手の事も、何か気になって落ち込んでしまいそうになったら、そんなあなたをホッとさせる魔法の言葉「ま、いいか。」「仕方がない。」を呟いてみて下さいね。
それでもやっぱり完璧主義をやめられないと言われる方は、そんな自分を責めないで下さい。
たまに誰かに話をするとか、相談するだけでも身体も心も軽くなりますから。
そしてもしも、誰にも言えない悩みなら、「KOIFUNE」のサイトから私のオンラインカウンセリングを受けて下さいね。
お待ちしております。
完璧主義である自分を許してあげて、楽観的な誰かを許してあげてください。
人はみんな、幸せになるための方法を考えながら、探りながら生きているのですから。