心理カウンセラーの風湖です。


 「思い切って悲惨な失敗をする勇気のある者は、大成功を収め得る。」


 ジョン・F・ケネディの言葉です。


 「もっとメジャーになって豊かになりたい。」
 「たくさんの人に、私の事を知って欲しい。」
 「もっとこのサービスを世に広めたい!」


 成功の定義は人によって様々ですよね。


 お金をたくさん儲ける事が成功だと思う人もいるし、それ以外のことを成功だと思う人もいます。


 いずれにせよ、自分に幸せと満足をもたらしてくれるものを手に入れることが「成功」なのではないでしょうか。



 そして、成功の定義に関係なく、人が成功をおさめるためには、やはり努力をしなければなりません。



 何故なら、成功は向こうからやって来るものではなく、自分から追い求めなければ手に入らないものだからです。



 成功のもうひとつの必要条件は、喜んで、楽しんで代償を払う事です。



 成功しない人は、成功したいという野心と欲望は持っていても、代償を払うのを嫌がる傾向があります。



 それでは、成功をおさめるための代償とは一体何なのでしょうか。



 それは、目標に向かって最後まで努力し続けるように自分を律する事です。



 「失敗するのが怖いから。」
 「面倒くさいから。」
 「やり方がわからないから。」
 「お金がないから。」
 「時間が無いから。」
 「どうせダメだから。」など。
 

 
 特に日本人は、何かを「やる」ための理由を考える事はなかなか難しいと思うのに、何かを「やらない」ための理由を考えるのは天才的なのだそうです。



 しかし、やってみようと思った事は、どのような悪条件の下でも成し遂げると決意しなければなりません。



 いかなる障害に遭遇しようとも、自分はそれを乗り越える事が出来るという信念を持つことが大切なのです。



 目標を達成して成功したいなら、自分に聞いてみてください。



 「快適な生活と報酬を手に入れる為に喜んで代償を払うか、平凡な人生で良いと妥協して安易な満足感を得るか、自分はどちらを選ぶか?」と。



 
 「私は9000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。
決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。
だから私は成功したんだ。」


 マイケル・ジョーダンの名言です。



 有名大学を出ていれば将来は安泰だとか、この資格を取れば安心とか、この会社に就職すれば将来は約束されているとか…。


 
こう言った事は、もうすでになくなりつつあるし、実際に無くなるでしょう。



 世の中は、目まぐるしく進化し続けているので、「昨日の常識は今日の非常識。」という言葉の通りになりそうですよね。


 自分で創り、好きに生み出し、それに熱中する。


 成功とは、一生かけて掴み取る、自分へのご褒美なのかもしれませんね。