心理カウンセラーの風湖です。


 「美しい人」「綺麗な人」「魅力的な人」


 年齢や男性女性に関わらず、人の目を惹きつける人がいます。


 何気ない表情にハッとしたり、顔形だけではなく、その表情や仕草などからもつい憧れてしまいますね。



 「美人はブスより得をする」
 「美人に生まれなかったから人生詰んでいる」

 など、目鼻立ちが整っている芸能人や周囲の女性と自身の顔を比べ、劣等感に浸っていませんか?



 美人=綺麗な女性と考える人は多く存在していますし、美人=モテる女性だと考える女性も非常に多く存在しています。


 私は仕事柄、たくさんの人とお会いさせていただくのですが、本当に美人はモテるのかと言われたら、それは少し違うと考えます。


 私は、「美人」と「綺麗」と「魅力的」では、好感度からして全く違うのではないかと思うのです。


 まず「美人」とは、目鼻立ちが整っている人の事です。

 目の形や、各パーツの場所などが綺麗に整っている人々を「美人な人」と表現します。


  そして綺麗な女性」とは、前向きな思考を持ち、相手に不快感を与えたくないという配慮する心が備わっています。


 いつでも自然な笑顔を作ることができ、誰にでも好感を与えることができるのです。


 さらに「綺麗な人」は、他人とは比較せず、常に自分自身と比較し明確な目標を持ち、努力を続けられる人の事だと思います。


 その努力が、たとえ誰にも見られていなくても、自分自身でしっかりと認められる、自立した心も持っています。


 外見が美しい人は、それだけで魅力的に見えるかもしれません。


  しかし、形だけが整っている美人は、奥深さもなく、愛され続けることもありません。


 他者の外見にばかり囚われて、化粧品やエステに時間をかけ続けるのではなく、内面の重要性に気付いてみましょう。


 内面が変われば行動が変わり、それらの行動によって自然に外見も魅力的に変わっていきます。


 そして最後に、1番私が同性にも異性にもモテるのではないかと思うのは、「魅力的な人」です。


 「魅力的な人」とは、その人の外見的な要素だけではなく、その人がその場所にいるだけで周りの人達が楽しく、癒され、勇気をもらえるような雰囲気を持ち合わせている人です。


 そしてそんな魅力を持っている人は、「美人」や「綺麗」な人よりも、貴重な存在なのです。


 では、どうしたらそんな魅力が身につくのでしょうか。


 それは実は、いつも「上機嫌」でいるだけなのですよね。


 わかりやすく、愛しやすい人は、とても好かれる人なのです。


 もちろん、美人は羨ましいですし、綺麗な人も目指したいですよね。


 そしてさらに、周りの人達ににたくさん愛を捧げられる、余裕のある人を目指す事も目指してみるのも、良いのではないかと思います。


 「あなたに会えて嬉しい。」なんてセリフが聞かれたら、誰よりも本人が本当に幸せを感じられるのではないかと思うのです。